水族館にデートで行きたいけど、千葉から行きやすいのはどこだろう。
水族館が多くて自分にぴったりの場所がわからない。
近くの水族館に行きたいけど楽しめるか不安……..
そんなお悩みはありませんか?
この記事では、水族館巡りが趣味な私が、千葉から行ける水族館をご紹介します。
各水族館の基本情報はもちろん、テーマごとにおすすめを紹介しているので、きっと行きたい水族館が見つかります!
最後には水族館がもっと楽しくなる小ネタもあるので、ぜひ最後までご覧ください。
デートでおすすめの水族館
今回は千葉から行ける水族館として、
鴨川シーワールド(千葉県)
サンシャイン水族館(東京都)
マクセルアクアパーク品川(東京都)
葛西臨海水族園(千葉県)
アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県)
の順でご紹介します。
それぞれ基本情報や展示内容もまとめているので、参考にしてください。各水族館の紹介の最後には公式HPも載せておくので、気になった水族館はそちらから検索することもできます。
千葉といえば!鴨川シーワールド

「海の世界と生命の輝きを満喫」のコンセプトの通り、さまざまな地域の生き物を観察できる水族館です。
延床面積は22,699㎡と関東の水族館最大の敷地の広さを誇り、14のエリアから構成されています。
そのなかでも一番の特徴は、なんといってもシャチ!!!
関東で唯一、日本国内でも3館でしか飼育されていないんです。そんな貴重なシャチに会える経験、とてもワクワクしませんか?
オーシャンスタジアムではシャチのショーも見られます。
非常に高度な知能を持つことで有名なシャチが魅せる、圧巻のパフォーマンスに最後まで釘づけになります。
前の方の席では、シャチが水をかけてくれるサービスまで。調子がいいと、真ん中の方まで水がかかることもあるとか。もちろん水を被らない後方でもショーは楽しめますよ。
基本情報
住所 |
〒296-0041 千葉県鴨川市東町1464−18 |
アクセス |
JR安房鴨川駅からバスで10分(無料シャトルバス) |
JR千葉駅東口から高速バスで2時間(カピーナ号) |
営業時間 |
平日:9:00~16:00 土日:9:00~16:30 |
夏季営業時間あり。詳細は公式HPまで。 |
定休日 |
1月、2月、4月、5月、6月、12月の毎週水曜日 |
一部連休あり。詳細は公式HPまで。 |
料金 |
3,300円(大人一枚) |
展示内容
水の一生をテーマにしたエリアや、北極圏や熱帯・アラスカなどの地域ごとに生息している生き物を展示しているエリア、イルカやウミガメ、エトピリカの専用エリアなどがあります。
館内イベント
イルカショー、ベルーガショー、シャチショー
トドやペンギン、セイウチなどのエサやりタイム
そのほかにも、アシカやイルカと記念撮影をしたり、イルカやベルーガとお触りしたりできます。
詳しくはこちらから
空飛ぶペンギンが有名 サンシャイン水族館

「都会のオアシス」の名前の通り、池袋の商業施設の屋上にある水族館。
敷地面積は7,765㎡と広くありませんが、屋内施設が2フロア、さらに屋外フロアと池袋を楽しむうちの一つにはちょうど良いボリュームです。
さらに、定期的にコラボイベントも開催され、コラボキャラの装飾も見られます。
また、特別展として各テーマの展示も別エリアで行われるため、何度も足を運びたくなること間違いなし!
敷地は小さいですがカワウソやアシカも見られます。混雑時には入場規制がかかるほど来場者が多いことも頷けますね。
基本情報
- 住所 〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1
サンシャインシティ ワールドインポート
マートビル 屋上 - アクセス 池袋駅35番出口より徒歩約8分
- 営業時間 平日:10:00~19:00 土日:9:30~20:30
夏季営業時間あり。詳細は公式HPまで。 - 定休日 なし
- 料金 2,600円~3,200円(大人一枚)
展示内容
一階エリア 大海の旅
一階エリアはその名の通り、各地域の海を再現した水槽が多くあります。
- 生命の躍動
イワシの群れが水槽いっぱいに映る姿は圧巻。小さな命は大きな命に立ち向かうため、群れとなって立ち向かいます。 - 冷たい海
海の深くも北の海も、どちらも冷たい海です。しかし、それぞれ特徴的な生き物が住んでいます。 - 海月空間
没入感や浮遊感を感じるため、水槽や照明、音にまでこだわった空間。 - 海の忍者
色を変え、ジェット噴射する、まるで忍者のようなイカを観察できます。 - サンシャインラグーン
白い砂地にサンゴが点在し、開けた空間にたっぷりと光が差し込むまるで楽園のような空間。種類さまざまな魚たちが共存し一つの大きな流れを生み出します。
二階エリア 水辺の旅
二階エリアでは海だけにこだわらず、川や干潟の生き物も紹介しています。
- 湖にすむアザラシ
厚い氷の下に住むバイカルアザラシ。そんな過酷ともいえる環境に適応したアザラシは、どんな生活をしているのでしょうか。 - アクアプランツ
お魚たちを支えているのは水草です。彼らが光合成してくれるおかげで、魚が呼吸する酸素が生まれています。 - マングローブの森
海と川の境目の河口域に群生するマングローブ。そんな特殊な環境にも多くの生き物が生息しています。木の根元には小魚たちが、干潟にはトビハゼやシオマネキが。 - 水から陸へ~両生類の世界~
魚と人間の間に存在する両生類。そんな存在の代表ともい言える、カエル・イモリ・サンショウウオを観察できます。 - 日本の清流
湧き水から生まれた清流を再現し、そこに生息する生き物を観察できます。
屋外エリア マリンガーデン 天空の旅
- 天空のペンギン
目の前から頭上まで広がる水槽で、ペンギンたちが悠々と泳いでいます。頭の上をペンギンが泳ぐ姿は、まるでペンギンが空を飛んでいるかのようです。 - 草原のペンギン
砂地や草原に住むケープペンギンを、本来の環境に近い形で展示されています。夫婦で仲良く暮らす様子や、時期が良ければ子育ての様子まで見られるかもしれませんよ。 - サンシャインアクアリング
頭上をぐるっと一周回る水槽を泳ぐのはアシカ。泳ぐアシカのお腹や足を観察できます。夕方には帰ってしまうので、昼間のうちに楽しみましょう。 - カワウソたちの水辺
水辺と陸地の二つが存在する水槽で暮らすカワウソ親子。みんなで集まって寝ていたり、ご飯の取り合いをしていたり、どんなときでも癒される姿が見られます。 - きらめきの泉
基本的には水の中の獲物を狙う魚。しかし、空中のエサを狙って空中へ飛び出す魚もいます。フィーディングタイムでは、実際に飛び出す姿もみられますよ。
館内イベント
探検ガイドツアー
エサやり体験
「いつもどこかで何かが起きている」いきものディスカバリー
いきものディスカバリーは明確な時間は決められておらず、アシカのトレーニングやペンギンの体調管理の様子が、水族館のどこかで見られます。
詳しくはこちらから
光を巧みに使った演出が豊富 マクセルアクアパーク品川

「TOKYO最先端エンターテインメント」と称するように、プロジェクションマッピングをふんだんに活用した展示が特徴の水族館です。
品川のという都会の中とは思えないボリューム感と展示の豊富さが魅力。
水族館のお土産コーナーにある、骨が赤や青に染まった透明な魚を見たことはありますか?そんな透明標本の展示もあります。
さらに、イルカショーにも特徴が!
360度どこからでも見られる会場で、水に投影された映像や音楽に合わせてパフォーマンスをしてくれます。
さらに、昼と夜でもバージョンがあり、昼間は参加型で明るい雰囲気を、夜は幻想的な雰囲気を味わえる二度おいしいショーです。
基本情報
- 住所 〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)
- アクセス 品川駅(高輪口)から徒歩約2分
- 営業時間 平日:10:00~20:00 土日:9:00~21:00
夏季営業時間あり。日付により変動あり。詳細は公式HPまで。 - 定休日 なし
- 料金 3,000円(大人一枚)
展示内容
一階エリア
- イマーシブエリア
部屋全体がプロジェクションマッピングで覆われ、まるで空想世界にいる気分でお魚が観察できます。 - アトリウムエリア
前のエリアとは打って変わって、魚の色をテーマにシンプルな展示がされているエリア。 - ジェリーフィッシュランブル
暗い空間の中に浮かび上がる、様々な色で照らされたジェリーフィッシュ。壁や天井は鏡張りになっており、ぷかぷか泳ぐジェリーフィッシュと共に、空を浮かんでいる気分になれます。
二階エリア
- リトルパラダイス
定期的にテーマが入れ替わる9個の水槽からなるエリア。 - ワンダーチューブ
窓から光が差し込む海中トンネル。東日本ではここでしか見られないナンヨウマンタなど、10種類のエイが泳いでいます。 - ライフミュージアム
壁面に埋め込まれるようにして展示されているのは、透明標本。立方体に区切られた部屋にライトが設置され、光が透けて一層透明度が増した標本は、思わず見とれてしまう美しさです。 - アクアジャングル
ジャングルに生息するピラルクや爬虫類、淡水に生息するエイなどが展示されています。 - ワイルドストリート
ペンギン、アザラシ、カワウソが気ままに暮らす姿が観察できます。
館内イベント
イルカショー
ペンギン、オットセイ、カワウソ、アザラシ、エイのごはんタイム
サンゴ再生活動やアクアパーク生まれの生き物に関する解説イベント
イルカ、カピバラと触れ合えるイベントがあります。
詳しくはこちらから
マグロの群れが見られる⁈ 葛西臨海水族園

これまでの水族園とは打って変わって、古くからの水族館という印象を受けるでしょう。
エンタメとしてではなく、教育機関としての水族館を前面に打ち出しているため、少し格式高く感じるかもしれません。
しかし、海の生き物について詳しく知ることができ、普段気にも留めていなかった新たな発見を得られるかも!
基本情報
- 住所 〒134-8587 東京都江戸川区臨海町6-2-3
- アクセス JR葛西臨海公園駅から徒歩5分
- 営業時間 9:30~17:00
- 定休日 毎週水曜日
- 料金 700円(大人一枚)
展示内容
- サンゴ礁の海
数多くのサンゴやそのサンゴを利用して暮らしている生き物が展示されています。 - 大洋の航海者 マグロ
この水族館最大の水槽には、シュモクザメやマイワシの群れ、エイなどが暮らしています。また、この水槽の一部はアクアシアターと呼ばれ、クロマグロの群れが泳いでおり、その姿は圧巻です。 - 世界の海
太平洋からインド洋、深海に北極圏まで、世界各地の海を展示。それぞれの水槽には観察ポイントまで。 - ペンギンの生態
国内最大級のペンギン施設。フンボルトペンギン、イワトビペンギン、フェアリーペンギン、オウサマペンギンが展示されています。 - 海藻の林
海藻の茂る場所で生息する生き物が観察できます。 - 東京の海
小笠原諸島から東京湾まで、様々な環境を切り抜いて再現。二階部分からは上からも観察できる仕組みです。 - 海鳥の生態
海鳥が水中を泳ぐ姿が見られます。また季節によって羽が生え変わるため、その変化も楽しめますよ。
館内イベント
ペンギン、海鳥、マグロ、サメ、ウミホタルのごはんタイム
潮だまり観察会
ガイドツアー
ペンギン、海鳥、マグロ、サメ、ウミホタルは解説イベントも開催されます。
詳しくはこちらから
圧倒的なサメの飼育数 アクアワールド茨城県大洗水族館

シンボルとなるのはやはりサメ。
この水族館では50種類以上も飼育されています。
もちろん敷地だって約19,800㎡と日本最大級。
新世海をテーマに、躍動と感動あふれる展示を行っています。
また、世界初の快挙となる、同一個体による三期連続繁殖に成功しており、そういった点からもサメの展示に力を入れているのが伝わってきますね。
基本情報
- 住所 〒311-1301茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
- アクセス ひたちなか海浜鉄道 那珂湊駅からバスで7分
大洗鹿島線 大洗駅からバスで15分 - 営業時間 9:00~17:00
夏季営業時間あり。 - 定休日 6月と12月にメンテナンス休館日あり。
- 料金 2,300円(大人一枚)
展示情報
- 出会いの海ゾーン
茨城の海を再現した大水槽。普段は見られない身近な海がどうなっているのかを知れます。 - 神秘の海ゾーン
クラゲ大水槽には多くのクラゲがおり、四季をイメージしたプロジェクションマッピングで彩られた癒しの空間に。また、大陸棚に住むアンコウやキンメダイも展示されています。 - 悠久の海ゾーン
シンボルのサメたちに加え、日本一大きな専用水槽を持つマンボウを展示。 - シャークダディスルーム
架空のサメ研究者シャークダディが収集した標本を展示した部屋。VR映像を用いてサメの優れた能力を紹介しています。 - なごみの海ゾーン
北の海で暮らすエトピリカやゴマフアザラシが紹介されています。時には静かに、時には素早く動く姿が見られるかも。 - つながる水辺ゾーン
川から海へと流れる水と、それぞれの環境に生息する生き物が展示されています。上流から下流、汽水域まで、異なった生活をしている魚はどんな違いがあるのでしょうか。 - 学びの海ゾーン
大きな水草水槽に加え、クジラのはく製や骨格標本があります。なぜそんな体になったのか考えてみると、面白いかもしれませんね。 - 驚きの海ゾーン
イルカやアシカのショーが楽しめるエリア。屋外エリアでは、アシカやフンボルトペンギンなどが360度から観察可能!
館内イベント
イルカやアシカのショー
イワシショー
エトピリカやアザラシなどのごはんタイム
カリフォルニアアシカのおさんぽ
サメ、マンボウの観察会
詳しくはこちらから
見たいもの別おすすめランキング
ここまで5つの水族館に関して列挙してきました。
ここからは、テーマごとにおすすめの水族園をランキング形式でお伝えしていきます!
イルカショーを楽しみたいなら
- 鴨川シーワールド
- マクセルアクアパーク品川
- 大洗水族館
がおすすめです。
全国300人を対象とした、完成度が高いと思うイルカショーの水族館のアンケート(2025年3月実施)では、第2位に鴨川シーワールド、第3位にマクセルアクアパーク品川がランクイン。
ちなみに第1位は名古屋港水族館だったため、関東内では鴨川シーワールド、マクセルアクアパーク品川がツートップということになりますね。
鴨川シーワールドを選んだ理由として
といったものがありました。
マクセルアクアパーク品川を選んだ理由として
というものがありました。
出典:TRILL NEWS
残念ながら、サンシャイン水族館と葛西臨海水族園でイルカショーは行われていません。
クラゲをたくさん観察したいなら
- サンシャイン水族館
- マクセルアクアパーク品川
- 鴨川シーワールド
がおすすめです。
これは展示種数を基準に、その空間を楽しめるかを比較した結果です。
その空間の雰囲気や写真映えを狙いたい!など、クラゲに求める価値はそれぞれ違う場合もあります。その場合は、公式HPの画像を参考に考えてみてくださいね。
サンシャイン水族館
サンシャイン水族館は1,500匹のミズクラゲをはじめ、約5種類のクラゲを観察できます。
また、展示方法もさまざま。
大きな水槽一面に広がるクラゲや、全方位クラゲに囲まれるクラゲトンネルもあります。
マクセルアクアパーク品川
展示されているクラゲはジェリーフィッシュのみです。
しかし、水槽は七色に変化するライトで照らされており、それらが鏡に反射することで幻想的な雰囲気を作り出し、実際にいる数以上の満足度が得られるでしょう。
鴨川シーワールド
クラゲエリアには10種類ほどのクラゲが展示されているほか、隣ではクラゲの生態についての展示も。知っているようで案外知らない、クラゲの一生を学べます。
アクアワールド茨城県大洗水族館にはクラゲの大水槽がありますが、展示種数が不明だったためランキング外となってしまいました。
一日がっつり楽しみたいなら
- 鴨川シーワールド
- アクアワールド茨城県大洗水族館
- アクアパーク品川
がおすすめです。
ここでは、敷地面積を比較しました。
敷地のすべてに展示エリアがあるわけはありませんが、広さと展示種数はおおむね比例しており、満足度も得やすいでしょう。水族館内のお土産ショップが複数あったり、売店も多くあったりするので、水族館内で一日過ごせますね。
鴨川シーワールド
前述したとおり、日本最大の広さを持つ水族館。
展示種数も約800種と日本最大級の展示数です。
アクアワールド茨城県大洗水族館
この水族館は、広さを生かしてはく製などの展示も多くあります。
そのため全体の展示種数は580種と多くありませんが、サメに関する知識は、本で読むより詳しくわかる場所かもしれません。
マクセルアクアパーク品川
都市型水族館のくくりにされるこの水族館がまさかの3位。
展示種数は450種ですが、水族館初心者には楽しみやすいボリュームです。
全体を通してエンタメよりの展示なので、水族館初心者やお魚に詳しくなくても楽しめます!
興味を持った水族館はありましたか?
今回はイルカショーやクラゲ展示、敷地面積で比較しました。しかし、これらはあくまでも一例です。
なんとなく水族館に行きたいけど……どうやって決めたらいいか分からない。
という方が、行きたい水族館を見つけられるといいな、と思いまとめました。
もちろんどの水族館にも良し悪しはあり、人によって好みも異なります。
一か所行って満足、ではなく、何か所も巡って自分の好みにぴったりな水族館を見つけるのも楽しいですよ。
晴れでも雨でも暑くても、水族館は同じように待っていてくれます。
日常に疲れたな、何か新しい発見がしたいな、と思ったら、水族館に足を運んでみてくださいね。
水族館は”魅せる”だけが仕事じゃない⁈
実は水族館には、教育機関という重要な役割を持っています。
水族館に行くと、水槽の中をたくさんの種類の魚が泳いでいますね。
水槽の中もお魚の生活が再現されていたり、下から覗けるようになっていたり。
そのため水族館は生き物をお客さんによく見せるための施設だと思われています。
飼育員さんも普段私たちが見る姿は、解説イベントやごはんタイムなどのみで、何をしているのか詳しくはわかりませんね。
最近では、イルカショーは残酷だ。やめるべきである。という意見も見られるようになりました。
教育機関としての水族館は、どのような活動をしているのでしょうか。
水族館飼育員の仕事とは?
厚生労働省の職業情報提供サイトによると、水槽の巡回、水質管理、エサの準備や食事量の管理、展示替え、生物の繁殖や種の査定などを行っているそう。
これらは水族館運営で重要な部分であり、飼育員の一番の仕事です。
それと同時に、未だに解明されていない生物の生態や、自然界では個体数が減少している生物の繁殖などの研究も行っています。
サメの繁殖やイルカの繁殖、サンゴの保護活動もそれに当たります。
教育機関としての水族館の在り方
たまにニュースなどで耳にする、深海魚が網にかかり水族館に寄贈されたという話。
これも研究機関としての仕事があるからこそ成り立っているのです。
深海魚はまだまだ未知の部分がたくさん。
それを解明するために研究するのが、水族館の役割なんですね。
普段何気なく見ている展示水槽にも、実は研究の成果がたくさん詰まっています。
そして、その成果を多くの人に届けるために、水槽や生き物の”魅せ方”を工夫しているのです。
そして展示だけでは語れない、どうしても知ってほしい思いが込められているのが解説パネルや解説イベント。
細かく難しいことが書いてあると思い、スルーしている人も多いでしょう。
しかし、その解説を読むことで、個体ではなく水槽全体の展示意図が分かるようになり、より水族館について詳しくなれますよ。
水族館について、少し詳しくなりましたね。
いかがでしょうか。
千葉県から気軽に行けるおすすめの水族館を5か所挙げました。
その水族館にも魅力があります。行きたい!と思った水族館は見つかりましたか?
それぞれの水族館のHPには、社会貢献の取り組みについて書かれたページがあります。
そのページにも目を通してみると、より水族館を楽しめますよ。